WESで街おこしの実例を聴きました

6月23日（日）14時からWES（WeekEnd Salon：週末懇親会）が開催されました。
会場はコワーキングスペース TORINO'S。参加者は10名ほどでした。

最初はミニ講演会。講師は中小企業診断士の阿部芳文さんです。
阿部芳文さんは埼玉県庁で長く商工行政を担当してきた方で、今は街づくり活動に従事し各地を奔走しています。
講演は「地域と商店街～埼玉県の街づくりについて～」というテーマで、スクリーンにスライドを映しながらお話をしてくださいました。
導入として埼玉県の立地の広い視点からの分析から始まりました。
つづいて今回の本題、秩父みやのかわ商店街の「第308回ナイトバザール」のレポートです。
「第308回」という数字がインパクトあります！　1987年から始まって37年目の今も続いている手作り感満載のちょっとゆるくてでも楽しいお祭りです。
当初は毎月行っていて、今は2月、4月、6月、8月、10月に開催しているそうです。お金をかけないこと、自分たちが楽しむことが長く続く秘訣とのこと。

30分の講演のあとは質疑タイム。活発な意見が飛び交いました。中でも松本会長から、故郷である愛知県犬山市の見事な街おこし成功例が紹介され興味がそそられました。
草加のイベントも話題になりました。「街グル」という成功したイベントもありましたが、何回かやって中断しています。継続がいかに重要でまた難しいかを痛感します。

15時過ぎごろから買い出し班が買ってきた軽食とドリンクで懇談会となりました。
適当に分かれて座って、それぞれで会話が盛り上がりました。あっという間に17時になって、お開きとなりました。

WES、次回は8月開催の予定です。次はどんな人のどんな話が聞けるか楽しみです！

右が講演をする阿部芳文さん。